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2019年Operation Green成果報告会&サステナビリティ勉強会を開催!

2020.01.21

2018年から続くOperation Greenプロジェクトの2019年報告会兼サステナビリティの勉強会を東京・京橋にて開催しました。Earth CompanyとCity Lab Ventures(各社の団体概要は記事末尾へ)との共催の本イベント、師走の平日午後にもかかわらずサステナビリティに関心の高い50名近くのが参加しました!

オフィスやホテルのエコな取り組みから、水、ゴミ問題、有機農業・酒造りまで、幅広く、コンテンツ盛り沢山な3時間半でした。

サステナブル企業のオフィスエコ実践報告

juwi自然電力株式会社の事例

Operation Greenプロジェクトでは、オフィスエコのための情報収集・整理やツール開発を実施しており、2019年は自然電力グループがエコ施策を導入しました。同社は「青い地球を未来につなぐ」を事業目的としており、本業以外でもしっかり環境の取り組みをしようと元から考えていたことがOperation Green導入の背景。2019年8月から東京オフィス、福岡オフィスでエコ施策を実施しました。

Operation Greenの7つのカテゴリー(CO2削減、省エネ、水、廃棄物、再エネ、社会環境基盤、働き方)のうち、「水」、「廃棄物」の分野を手掛けることに。

まずは、DG TAKANO社の節水ノズルを設置し、トイレの水量を調整しました。社内での啓蒙活動もあわせて行ったところ、

「実際に流れる水量は減ったが、水の勢いがあり洗浄力が高く、スピーディ」

といったコメントが社員から寄せられました。さらには、

「懇親会で使っていた紙コップや紙皿もやめてみた」

という声もあり、節水だけでなくゴミの削減に社員の意識が広がったようです。

廃棄物については、プラスチックゴミや紙ゴミの排出状況について現状を把握。報告会時点(2019年12月)では、ゴミの排出量を可燃、不燃、ビン、カン、ペットボトルに分けて把握し始めた段階でしたが、

「月に1トンもゴミを出していたり、ペットボトルゴミが思ったよりもずっと多いことなど、見える化だけでも新しい発見があった」

と自然エネルギーの北さんは言います。

社員アンケートも実施(回答率は6割、120/200人)。ゴミ問題への意識・行動について調査したところ、ゴミ問題への関心がある社員は、8割にものぼるが、対応策についての理解が不足している、といった現状が浮き彫りになりました。社員の理解不足を補うために、専門家を招いて社内ワークショップを開催し、25人が参加しました。

同社は社員のボトムアップの動きを後押ししており、今回のオフィスエコも有志の社員が推進しました。来年以降は、今年の活動を継続しつつ、Earth Companyと共に、より大きな成果を目指すそうです。

ナオライ株式会社の事例

日本酒のスタートアップであるナオライは、廃業酒蔵の再活性や有機農業の拡大を本業として目指しています。広島で廃業した酒蔵をリノベーションし、新製品を生産する計画をしており、Operation Greenプロジェクトに参画することで、廃棄物を極力減らし、電力、水の無駄も少ない生産現場を実現しようとしています。

今年は酒蔵のリノベーションに取りかかり始めた段階のため、具体的な成果はまだ出ていないですが、今後取り組みたいことはたくさんあるそう。例えば、酒蔵で多く出る廃水の削減、使用済みの酒瓶の回収、容器包装のゴミ、環境負荷の小さい電力使用が循環型酒蔵を作るための課題。来年には酒蔵のリノベーションを前進させる予定です。

サステナビリティ勉強会

勉強会は、専門家が登壇し、ゴミ問題と水問題について考える契機となりました。

最初に、ゴミ問題に20年以上取り組む、レコテック株式会社の野崎社長が、国内外のプラスチックゴミ問題、フードロス問題、リサイクルの現状や、公害問題と環境問題の違いなどをジョークも交えつつ、わかりやすく解説。次世代に課題を先送りにしないために今後、どんな対策が必要か考えるヒントがたくさん紹介されました。

続いて、洗浄力を落とさない水バルブで世界の水問題の解決を目指す株式会社DG TAKANOのオスマンさんが水問題について解説。水が豊かな日本ではあまり問題とならない水不足ですが、世界では水不足の国に住む人は2019年で23億人、2030年で27億人に増えると予想されているのだそう。安全な水へのアクセスがない人も21億人にものぼる。

同社は国内のレストランやスーパーマーケットを中心に2,600社にバルブを販売し、節水の実績があがってきたため、今後は水不足がより深刻な海外に展開することに注力していく方針。将来的には、洗剤を使わずに洗える食器を開発することも目指しています。

成果報告会&勉強会参加者の声

イベント後のアンケートには27人が答えてくれました。

「勉強になった/満足/参加してよかった」との回答は全体の85%で、多くの方に満足していただくことができ、各々持ちかえるものが多くあった会となりました。

アンケートや交流会で聞こえた声としては、

「今日のテーマでの啓蒙やアドバイザリーサービスなどの活動に取り組んでいきたい」

「自団体は環境に関することを事業内容にしていませんが、今取り組み始めているところです。内容はもちろんイベントの運営などとても勉強になりました」

「いつもながらてんこ盛りの内容で、学びの整理に時間がかかりそうですが、楽しく過ごせました」

といったものがあり、参加した方々に何かしらインパクトを残せたことは主催者としては嬉しい限りです。

今後のOperation Green

多くの方の協力を得て、2019年もOperation Greenプロジェクトを前に進めることができました。今年は、これまでの活動をさらに多くの企業・団体に広め、国内外でオフィスエコを拡大させていく予定です。今後もよろしくお願いします!

団体紹介

City Lab Ventures

サステナブルな社会の創造とベンチャービジネスの成長の実現を目指すサステナビリティ特化型ベンチャーコミュニティ。ユーグレナや自然電力など6社が発起人企業。サステナビリティ関連のイベントを随時開催している。

juwi自然電力株式会社

2011年創業時より「エネルギーから世界を変える」をビジョンに、自然エネルギー発電所の設置から販売にかかわる全てのサービスを提供。太陽光・風力・小水力等の自然エネルギー発電所の発電事業 (IPP)、事業開発・資金調達、アセットマネジメント、個人・法人向け電力小売事業等を展開。

ナオライ株式会社

「時をためて、人と社会を醸す」をミッションに、日本酒と地域の特色を掛け合わせることで、「誰もが生産者となる商品づくり」そして「商品づくりを通じて土地の持つ価値を表現する場」を実現。

レコテック株式会社

2007年から廃棄物コンサルティング、環境機器・製品・テクノロジーの販売を行う。ゴミの見える化アプリで国内の身近なゴミの削減に取り組む一方、インドネシアなど海外のリサイクル事業の支援も手がける。

株式会社DG TAKANO

「世界を節水する」を モットーに、節水システムのデザイン、販売、節水・省エネのコンサルティングを手がける。洗浄力そのままに節水・節約を実現するバルブは国内外で高く評価されている。

 


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