2018年から始まったOperation Greenプロジェクトも3年目に入り、多くの企業・団体からお問合せをいただくようになりました。
そこで、今後は「このプロジェクトをもっと知りたい」と思ってくださっている企業・団体の方を対象にOpearation Greenプロジェクトの概要や様々なエコ施策のケーススタディなどを共有するオンライン勉強会を開催することにいたしました!
今回は先週行われた第1回勉強会の内容をレポートします。
第1回のオンライン勉強会は、4月15日にOpearation Greenプロジェクトを運営するEarth Companyの拠点があるバリ島と、日本を繋いで開催しました。
参加者は、エコ施策に関心が高い市議会議員15名のみなさま。
そのきっかけは、昨年Operation Greenを運営するEarth Companyがオープンした、
オンライン勉強会は2時間30分。内容は二部構成で行いました。
<Opearation Greenオンライン勉強会コンテンツ>
第一部:<情報共有>新型コロナウイルスのパンデミック以前に、世界は非常事態だった
第二部:<事例紹介>今、私たちは何をすべきか?
第一部は「Are we being good ancestors?(私たちは良い先祖でいられていますか?)」という問いからスタートしました。
世界中の人が日本人のように暮らすと、地球は3個必要だと言われています。
そして、2050年には、世界人口が98億人に達し、海ごみの量は魚の数よりも多くなるとも言われています。近年日本では、毎年のように自然災害による甚大な被害を受けています。
これらの災害の大半は気候変動によるもので、国際連合によると2018年世界の自然災害の被災者は、約6,000万人にのぼると報告されています。
そして、世界保健機関(WHO)は、気候変動が現状のまま進行すれば、控えめな予測でも、現在より年間の死者は25万人増加すると発表しました。
新型コロナパンデミックの以前に、実は世界は非常事態であり、このままでは次世代につなぐ未来などないに等しいのです。
今、「持続可能な未来を創出するための開発目標(SDGs)」の元、国家、地方行政、民間企業レベルで様々な施策がとられていますが、組織や個人が、今日からでも環境・社会のためにできるアクションも沢山あります。
そのなかで環境に対して、今日からでもできるエコ施策をまとめ、各組織が今の状態を見直し、改善のための活動をしやすくまとめたのがOpearation Greenです。
第二部では、そのOperation Greenと、その導入についてご紹介いたしました。
このOperation Greenの導入には
1. 組織が今、どんなエコ施策が出来ているのかを可視化できる。
2. 今取り組んでいないエコ施策にはどんなものがあるのかを、可視化できる。
3. そのエコ施策を導入したときの効果がわかる。
4. 様々なエコ施策を導入している企業や組織の事例が学べる。
というメリットがあります。
つまり、まずは可視化して現状を理解でき、エコ施策を学びながら、予算や組織の現状にあわせてできるエコ施策を探して導入し、その効果も可視化できるのがOperation Greenの導入なのです。
「エコ施策」
どうでしょう?簡単で、今日からできそうな気がしませんか?
現状を見直して、できるエコ施策から始めたい。エコ施策にはどんなものがあって、どんな効果があるのか、学びながら活動したい。Operation Green導入では、そんな組織の活動を支援しています。
環境や社会にいいことをする際に、出来ていない人や組織を批判して、相手を動かそうとするアプローチもあります。
でもOperation Greenは、違います。
たとえていうなら、Operation Greenはイソップ物語の「北風と太陽」の、「太陽」のアプローチ。「ちょっとできない」「なかなか始められない」という事情も受け入れながら、どんなに小さくてもできることから始めていこう、楽しみながら学んでいこうという姿勢を大切にしています。
なぜなら、楽しく学べてこそ、そのアクションは持続可能になり、大きなムーブメントへと繋がっていくと考えているからです。
Operation Greenでは、「環境にいいこと、エコな施策を知りたい」「どんなことができるのか、情報収集してみたい」という企業・組織・団体に対し、このようなオンライン勉強会を随時開催しています!
今回も参加者の方から
「敵対関係を作らず関心ない人の行動を変えてゆくという着眼点など、従来とは異なるアプローチをし、いかにハードル下げて裾野を拡げるか、非常に参考になりました」
という嬉しいコメントも頂きました。
開催日時、内容などはご希望にお応えしますので、まずはお気軽にお問合せください!