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新たな繋がりと気づきが広がる!パートナー交流会レポート

2020.12.02

2020年9月29日、Operation Greenパートナー交流会をオンラインで開催しました。組織のエコシフトのためのインスピレーションを得る場作りを目的として、Operation Greenに参画企業にご参加いただき、エコシフトの取組事例や最先端のエコサービス・商品ををご紹介いただきました。その内容をレポートします!

企業のエコシフトを目指す21社35名が参加!

Operation Green では、

・Operation Green を導入してくださっている導入パートナー
・エコなサービスや商品でサポートしてくださっているテクニカルパートナー
・アドバイザーとして参画してくださっているアンバサダー

という3つのパートナーがいます。今回は、その全てのパートナーにお声かけをさせていただきました。また、オブザーブとしても6社ご参加いただき、全体で21社、35名の参加となり非常に賑やかな交流会にすることができました。

第1部:Operation greenの導入によるエコシフト事例を共有!

交流会は、導入事例を紹介するセッションと、エコシフトを実現する商品やサービスを紹介するセッションの2部構成で運営しました。

導入事例を紹介するセッションでは、現在Opearation Greenを導入中の5社に、

①Operation Green を導入しようと思った理由
②現在の取り組み状況
③これから取り組んでいきたい施策やその上での課題

紹介していただきました。

Operation greenの導入で、各社では多くのエコシフトが行われており、その一部をご紹介すると、

・オフィスのオペレーションだけでなく、自社商品をよりサステイナブルなものにしていこうと検討している
オフィスの水道に節水バルブを導入した
・オフィスのゴミの排出量を計測し、社内でゴミ削減に向けたワークショップを開いた
・備品をエコ商品に変えた
・オフィス内でペットボトル飲料の販売をやめて、瓶の飲み物に切り替えた
・廃棄されるレモンでお酒を開発し、付加価値を付け、レモン農家の持続可能性を高めようとしている(瀬戸内では多くの生産されたレモンが廃棄されており、この企業がその問題解決に商品開発で挑んでいる)
・石垣島の地元の高校生たちと共に、石垣島を持続可能な観光地にしようとプロジェクトを進めている

などの事例があり、すぐに取り組めるオフィスでの工夫はもちろん、自社の商品を見直したり、地域を巻き込んだ大きな取り組みにチャレンジしているなど、Operation greenの導入で組織に様残な好循環が生まれていることがわかりました。

第2部:パートナー企業の最先端のエコテクノロジー、エコ商品を紹介!

Operation greenでは、最先端のエコテクノロジーやエコ商品を持つ企業にテクニカルパートナーとして参画していただき、エコシフトを推進したい企業にそのサービスや商品を紹介しています。

今回の交流会では、そのテクニカルパートナー10社に、エコシフトの最先端のサービスや商品をプレゼンしていただきました。その10社がこちらです!

 

一般社団法人Social Innovation Japan(mymizu)
日本初の無料給水スポット検索アプリ「mymizu」を開発。

一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン
廃棄物ゼロに向けたコンサルテーションや商品開発を展開。

レコテック株式会社
アプリを利用した廃棄物排出量の見える化ソリューションやコンサルテーション等を提供。

350.org Japan
国際環境NGOとして主にダイベストメントを推進。

株式会社スローヴィレッジ(All Things in Nature)
「すすぎゼロ回」を実現した環境配慮型洗剤All Things in Natureを開発・販売。

株式会社フジテックス
環境配慮を基軸にした商品・サービスを扱う総合商社。

KAYU PACKAGE株式会社
地球に優しい、木製パッケージを開発・販売。

ローカルフードサイクリング株式会社
生ゴミを手軽に堆肥に変える、スタイリッシュなコンポストバッグを開発・販売。

みんな電力株式会社
電気の生産者の「顔が見える」新しい形の再生可能エネルギー会社。

weMORI
世界の森をワンタップで簡単に保護・再生できるアプリ「weMORI」を開発中。

 

10社はいずれも、環境への想いを実際に事業として具現化している企業ばかり。約30分のセッションでしたが、非常に情報密度の濃い時間となりました。

Operation Greenで広がる、新たな企業のネットワーク!

今回の交流会ではZoomのチャットで、興味がある参加企業同士自由にコミュニケーションをしていただくルールとしていました。そのため、「この商品、使ってみたいです!どこで買えますか?」など、企業同士の横の繋がりもできたようで、新たなムーブメントを感じる場となりました。

参加者アンケートでは、数多くの素敵なコメントをいただくことができました。ここには書き切れず、非常に残念ですが、一部をご紹介します。

「環境課題は大きな問題ですが、皆さんの取組みを聞いているとまだ捨てたものじゃないなという気持ちになりました」
「せっかく働くなら環境守り、未来を良くする働き方をしたい、と心から思いました」
「チャットで直接、サービス開発のご連絡をいただき、パートナーとなれる企業様と出会えてとてもいい場になりました。共通のビジョンをもっているだけで、ここまで業界を超えてシームレスに繋がれることに驚きました」
「地球に対して、自分事として取り組まれている皆様のお話を聞いてとても勉強になりました。なかなかゴールが見えにくい課題がたくさんありますが、前向きな気持ちで取り組んでいきたいと思いました」

オンラインでの交流会は初の試みでしたが、Operation Greenが理想とする「コレクティブインパクト」を感じさせる素敵なイベントになりました。今後も「次世代につなぐ未来を創出する」ために、エコシフトする組織のネット―クを拡大していきます!


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