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使い捨てプラスチック削減に向けた東京都と大学キャンパスでの取り組み!

2020.02.25

プラスチック削減

普段何気なく使っているペットボトルやレジ袋を「使わない」選択肢をとってみませんか?

いま、いろんな場所で使い捨て(ワンウェイ)プラスチックの削減の取り組みが行われています。

この記事では、

・ワンウェイプラスチック削減キャンペーン
各大学の取り組み

を中心に紹介していきます。プラスチック削減のため、明日から実践するヒントにもなるので、ぜひ読んでみてください。

使い捨てプラスチック削減キャンペーンの実施

2019年、東京都は都内にある6つの大学キャンパスと1つのオフィスビルにて、「ワンウェイ(使い捨て)プラスチック削減キャンペーン」を実施しました。この取り組みは、東京都が他機関と連携することで、プラスチック削減の呼びかけを行い「使い捨て型ライフスタイル」の見直しを啓発した活動です。

東京都環境局の「都庁プラスチック削減方針」では、「2050年ゼロエミッション東京の実現に向けて、プラスチック等の資源に係るCO2についても実質ゼロを目指すことが必要」と訴えています。この削減方針の内容を見ていくと、ペットボトルやレジ袋、ストローなどワンウェイプラスチックの削減に特に力を入れていることがわかります。

その一環として取り組んだキャンペーンが、今回の大学や企業での活動。

具体的には、中央大学や首都大学東京などのキャンパス、三菱地所グループのオフィスビルとの連携を図りました。今回は中でも、特徴的な取り組みをした早稲田大学と東京農工大学の2つのキャンパスについて紹介していきます。

プラスチック削減への各大学の取り組み

ワンウェイ(使い捨て)プラスチック削減キャンペーン」の主な目的は、

・学生を含む大学キャンパス全体の環境意識向上とエコへの貢献
(プラスチック)ゴミを削減すること

です。どのキャンパスでも取り組んでいる具体的な活動としては、

・ペットボトルなどの分別・リサイクル
リサイクル容器の導入
マイバッグやマイボトル持参の啓発活動

が挙げられます。次の2つの大学では、それらに加えて興味深い活動や方針をもとに取り組んでいます。

1、早稲田大学が導入した「アイカサ」

早稲田大学では、大きく分けて次の3つの取り組みを実施しました。

1. アイカサ(傘のシェアリングエコノミー)の導入
2.
有料レジ袋の導入
3. 学生環境NPOサークルによる活動

先進的な取り組みとしては、1つ目に挙げた傘のシェアリングエコノミーを導入したことです。「アイカサ」は、2018年12月にスタートしたサービスで、格安の料金で「傘」を利用することができます。借りた傘はどこの「アイカサスポット」でも返却でき、利便性にも優れたサービスです。

突然の雨でも、500円ほどする使い捨てのビニール傘を買う必要はありません。プラスチック製品を買わないというエコに繋がることはもちろん、学生にとっては急な出費を抑えることができ、雨から身を守ることもできます。

すでに早稲田大学では、4キャンパス14ヶ所に「アイカサ」が設置されており、シェアリングエコノミーを通じたエコへの意識の高さが伺えます。「大学キャンパス」と「傘のシェアリングエコノミー」との相性は、非常に良いかもしれません。

2、東京農工大学の「農工大プラスチック削減5Rキャンパス」

東京農工大学では、SDGsの達成・2050年石油ベースプラスチックゼロに向けて、「農工大プラスチック削減5Rキャンパス」を宣言しています。

5Rとは、3Rで有名な「リユース・リデュース・リサイクル」に加え、「Renewable(再生可能資源への代替)」と「Research(研究)」を追加した造語。大学ならではの環境やエコについての「研究」、また大学オリジナルの商品の提供に取り組んでいます。

例えば、

・プラスチック減量の大学グッズ
クリアファイルに循環型素材を採用
・ロゴ入りマイボトルの販売(大学生協)

といった商品を販売しています。

他にも、大学内ではマイボトル運動促進のために、キャンパス内に給水スポットマップが掲載されました。さらには浄水給水機が導入されたり、「5R」というわかりやすい方針をもとに、積極的にプラスチック削減に取り組んでいます。

「使い捨て型ライフスタイル」を脱却しプラスチック削減へ

今回の記事をかんたんまとめます。

・東京都主催の「ワンウェイ(使い捨て)プラスチック削減キャンペーン」
都内の大学や企業と連携して環境への啓発活動を実施
・早稲田大では傘のシェアリングエコノミー「アイカサ」を実施
・農工大ではプラスチック削減5Rを提唱

プラスチックを削減していくには、まず自分たちの生活スタイルを見直す必要があります。

普段何気なく使っているレジ袋やペットボトルが「本当に必要なのか」を考えていくことが重要ではないでしょうか。何も考えずにただ使っている状態ではなく、自分の判断で行動していくことが求められます。

「使い捨て型ライフスタイル」から脱却し、プラスチックを削減していく行動をとっていきましょう。

(ライター:サイトウケイ)

参考資料:

東京都環境局「都庁プラスチック削減方針」:https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/resource/recycle/single_use_plastics/policy.html

高田馬場経済新聞:https://takadanobaba.keizai.biz/headline/330/

アイカサ:http://i-kasa.com/

「農工大プラスチック削減5Rキャンパス(TUAT Plastic 5R Campus)」の概要:https://www.tuat.ac.jp/outline/executive/5rcampus/gaiyou.html

農工大 給水スポット:https://www.tuat.ac.jp/documents/tuat/outline/executive/5rcampus/201912wrs_map.pdf

「農工大プラスチック削減5Rキャンパス」活動宣言:https://www.tuat.ac.jp/outline/executive/5rcampus/


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